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【ひと】東京パラリンピック(車いすラグビー)出場・銅メダル獲得×若山英史選手

東京オリンピック・パラリンピックのあの熱がだいぶ落ち着いてきたこの頃。遠い目~
みなさんは、どのスポーツがもっとも印象に残っているでしょうか???

スギウラはやっぱり、沼津出身・沼津在住の若山選手が出場した車いすラグビー

日本は前回のリオデジャネイロ大会で過去最高の銅メダルを獲得し、18年には現監督オアー監督の下で世界選手権で金メダルを獲得。

今回の東京パラリンピックの目標はもちろん金メダル。金メダル以外はあり得ないというくらいの意気込みで臨む。

1次リーグでは3連勝!そして、王者オーストラリアにも勝ち、「もしかして、このままの流れで金メダルまでいけるのでは?」と期待が高まっていく。

が、しかし

準決勝でイギリスに敗れ。。。選手だけでなくスタッフ達も涙する姿が放映され、チーム一丸となって、この東京パラリンピックの金メダルに賭けてきた想いの強さを感じました。多くの人がもらい泣きしましたね。

そんななか、むかえた3位決勝戦!きっちり気持ちを切り替え、オーストラリアを60対52で制し、リオネジャネイロ大会に続いての2大会連続銅メダルを獲得。

このハラハラとした展開と、選手やスタッフの車いすラグビーに賭ける本気さに、きっと多くの市民、いや国民がとても胸を打たれた思います!!!

とっ、前置きがだいぶと長くなってしまいましたが、今回は、そんなスギウラの胸を打った、若山英史選手に独占インタビューをさせていただきました!

以下、若山選手のインタビュー

ー今回の東京パラリンピック、どうでしたか?

そうですね。金メダルを目指していたのに銅メダルに終わってしまい悔しい思いが残ってしまったことは事実です。でも、沼津市や多くの方々、メディアなどに取り上げてもらい、車いすラグビーをたくさんの方に観てもらえて、魅力が伝わったと思うので、それに関しては素直に嬉しいです。

ー前回のリオネジャネイロ大会と今回の東京大会では何が違いました?

金メダル獲れるだろうっ!というプレッシャーはすごかったですね(笑)それだけの実力が日本についてきていましたしね。

ー1次リーグの3連勝はどうでしたか?

連日試合だったのですが全く疲れを感じなかったです。アドレナリンが出まくってましたね。

ーから準決勝でイギリスに敗戦。負けが決まった瞬間はどんな心境でした?

ただただ悔しく、放心状態というか、頭で色々考えられるほどの気持ちの整理がついていかなかったです。なにも考えられない状態でしたね。たた悔しくって。

ー他の選手も画面越しから見て、打ちひしがれているように見えましたが

そうですね。試合後、オアー監督から「気持ちの切り替えをするように」という言葉がありましたが、帰りのバスの中の空気はかなりどんよりしていました。

選手村に着いて、選手たちだけでパラリンピックのモニュメントの前でミーティングしたんですよ。それぞれひとりひとりが今の気持ちを吐き出して、、、この悔しさは今はここに置いていこう、、、と。

そのあたりからですかね。気持ちの切り替えが出来始めたのは。

その晩に、オアー監督からグループLINEに「アグレッシブに戦う日本のラグビーが私は好きだ」ときたんですよね。なんだか、その文章にグッときましたね。自分達がやってきたことを信じて戦おうって。メダルは絶対取って帰ろうって!

ーそして、3位決定戦!!!良かったですねっ!!!

いや~、実は朝起きた時の体の疲労感が半端なかったんですよね。連戦で一次リーグの時はアドレナリンが出まくってて、疲れを感じなかったんですが、一度冷静になったので、ドッときたっていうか。。。メンタルで持っていくしかなかったですね。

「絶対メダルを取るっ!!!」という気持ちが、再びチームをまとめてくれたと思っています。そして、仲間を信じられたことですね。本当にいいチームなんですよ。

ーちなみに、オアー監督ってどんな方なんですかっ?

元々はアメリカの陸上選手だったそうなんです。人と話すことが好きで、近くにいたら、すぐに話かけられます(笑)

ー最後にパリに向けた抱負をお願いします!

今大会で多くの方に車いすラグビーという存在を知って、たくさんの応援をいただけたと思うので、そのパワーをしっかりと受け止めて、リベンジが果たせるように頑張ります!

ーもし可能ならパラリンピックでのプライベート写真ほしいです!!!

焼き肉とたこ焼きが好きで、、、選手村のメインダイニングで撮ったものです!ちなみに、沼津の焼き肉店では、沼津駅北口の「竜まる」が好きです(笑)(えっ!なんか映えない写真ですが、、、あっ、ありがとうございます!)

「ジャングルジャングルジャングル高収入♪」ネタの某芸人の真似している一枚です。本当は動画だったんすけど写真で、、、(笑)(えっ!むしろ動画でほしかったです。わかりにくいっす、、、あっ、ありがとうございます!)

このくらいですかねー
(えっ!もっと仲間と戯れたり、オフショット的なのほしかったけど、、、あっ、貴重な写真、ありがとうございます!!!)

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あの準決勝の敗戦からの3位決定戦までの貴重なお話を赤裸々に話して下さいました。仲間との信頼、監督との信頼がとても強く、若山選手が言っていた「本当にいいチームなんですよ」という言葉が印象的でした。次のパリパラリンピック、負けを経験し、きっとさらにいいチームになっていきますね。楽しみです!!!若山選手ありがとうございました。

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記事を執筆しました!

学生時代を陸上競技に捧げてきたせいか、体育会系気質が若干強めです。

ヒトがひとつのモノやコトに誠心誠意向き合う熱い姿勢に心が動かされます。ひととき百貨店店長の藤井さやかの熱さにも動かされてしまいました(笑)

沼津市のリノベーションスクールに参加したことを機に「欲しい暮らしは自分で作る」に激しく共感し2008年に株式会社tasukiを設立。紆余曲折悩みながらも、自分のできることに一生懸命取り組んでいます。

現在は、自分がワクワクするコトを軸に「ぬまスポ」という沼津のスポーツに特化したローカルメディアを運営しています。

ひととき百貨店は色々な人達のワクワクが詰め込まれた宝箱のようなものと認識しています。これからひととき百貨店で、どんな宝物に出会えるのか、十人十色のこだわりを私自身も楽しみにしています。

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