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沼津商工会議所様

目次

沼津商工会議所さんに聞いた「ひと」「とき」「もの」にまつわるエトセトラ。

ひととき百貨店のテーマである「ひと・とき・もの」は、時代や機関が変わってもきっと大切なコト。今回特別に沼津商工会議所さんの各項目を詳しく深堀させて頂きました。これを読めばあなたは「沼津商工会議所通」かも?!

ひと

沼津をこよなく愛する人々 商工会議所内組織 部会・女性会・青年部

とき

迷ったときにはここに相談してほしい 会議所の経営相談

もの

沼津の生産者が誇る逸品 沼津ブランド

ひと

沼津をこよなく愛する人々 商工会議所内組織 部会・女性会・青年部

部会と女性会・青年部

どの組織もこのまちをこよなく愛する「ひと」(経営者とそのご家族)で構成されています。

部会とは、どんな「ひと」で構成されているのでしょうか?

商工会議所の会員事業所で構成され、業界の動向や経営問題についての調査・研究・情報交換を行い、同業種や関係業種の会員との交流を深める場であり、業界の声、会員の声を商工会議所事業に反映させます。

このまちで経営をされている「ひと」の交流の場にもなっているのですね。どんなジャンルの部会があるのでしょうか?

工業・食品・商業・理財情報・観光サービス業・専門サービス業・建設業・建設関連・交通運輸・水産の10部会です。

女性会とはどんな「ひと」が集まる組織なのでしょうか?

沼津商工会議所の会員事業所の女性経営者および配偶者、本会趣旨に賛同する女性で構成されている会で、女性経営者として企業経営の認識を高め、地域商工業の振興に寄与するとともに、会員相互の親睦を図っています。

女性ならではの視点や気配りがこのまちの発展に大きな役割を果たしていきそうですね。主にどんな活動をしているのでしょうか?

「商工会議所」「静岡県商工会議所女性会連合会」「関東商工会議所女性会連合会」「全国商工会議所女性会連合会」への協力。会員交流会の開催、「沼津市長と語る会」の開催、視察研修会の実施、沼津夏まつりへの協力、活動PR誌「燦こうWOMAN」の制作、会報誌NeT「女性会だより」の掲載記事の編集、沼津市・商工会議所等への委員の派遣などです。

青年部のエネルギー溢れるご活躍はいろいろなところで拝見させていただいております。どんな「ひと」で構成されているのでしょうか?

若き経営者が集まれる場所であり、可能性が集まる場所、経営者としてより成長したいと同じ志をもった集団です。商工会員に属していて、経営者・個人事業主、もしくはその事業の主要な立場にいる社員、50歳までの男女で構成されています。

青年部のことをYEGとも呼ばれていますが何の略ですか?

これは英語名(YoungEntrepreneursGroup)の頭文字をとったもので同時に青年部のコンセプトであるYouth(若さ)Energy(情熱)Generalist(広い視野)を持った経営者を表しています。

お名前の通り、みなさんの熱意が伝わってきます。青年部の主な活動は?

4つの柱『ビジネス交流・仲間づくり』『自己研鑽・スキルアップ』『地域貢献』『政策提言活動』を軸に活動しています。詳しい活動内容はこちらから 沼津YEG案内 | 沼津商工会議所青年部 沼津YEG (numazuyeg.com)


とき

迷ったときにはここに相談してほしい 会議所の経営相談

会議所の経営相談

定期商工相談

専門分野の相談員を招き、皆様のご相談にお応えします。

https://numazu-cci.or.jp/support/support-03.html

定期商工相談の相談員にはどんな専門家「ひと」がいらっしゃいますか?

弁護士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、弁理士など、様々な専門家が相談員として皆様の相談にお応えしています。

どんな相談「とき」を受けることができるのでしょうか?

様々な専門家を招いて、特許等の知的財産権に関する各種相談、記帳・税務に関する相談、下請取引の紹介・斡旋に関する相談、店舗改装・接客販売技術・商品陳列に関する相談、法的手続きに各種相談、輸出入・海外進出に関する相談、情報技術(IT)の利活用に関する各種相談、雇用に関する各種相談など、様々なご相談の改善・解決に向けて皆様を支えています。

それは、とても心強いですね。相談料金はどうなっていますか?

会員に対する相談は無料で承っております。非会員の場合には、有料の場合がございます。当所会報誌(NET)をご覧いただくか、経営支援課(電話055-921-1000) までお問い合わせ下さい。

オンラインでの相談はできますか?

資金繰り・設備投資・販路開拓・経営環境の整備・創業などについて、オンラインでの相談も受け付けております。タブレットやパソコンなどがなくても利用できます。オンラインの準備は商工会議所職員がサポートいたしますので、ご希望の場合にはお気軽にお問い合わせください。

相談(とき)をお願いしたい場合、どのようにすればよいですか?

日程が決まっているものと、随時受け付けるものがあります。事前予約が必要な場合もありますので、当所会報誌(NET)をご覧ください。事前予約をしたい場合や、その他わからないことなどありましたら、経営支援課(電話055-921-1000) までお問い合わせ下さい。


もの

沼津の生産者が誇る逸品 沼津ブランド

沼津ブランド

https://www.numazu-bland.com/

沼津ブランドのシールが貼られた商品(もの)をよく目にします。ずばり『沼津ブランド』とは何ですか?

 沼津ブランドとは、沼津の特産品の中でも「味」はもちろん「地域性」「製造技術」 など、あらゆる面で優れた商品を“ 沼津ブランド ”と して沼津商工会議所が認定したものです。

それは、ひととき百貨店ともぜひ連携いただきたい素敵な制度ですね。現在何品目の「もの」が、ぬまづブランドに認定されているのですか?

2009年度から認定制度が始まり、2021年度時点で120品になります。

沼津ブランドのこれからにますます期待ができますね。どのように審査されているのですか?

審査項目は『味』『価格』『見栄え』『アイディア』『独創性』など6項目で、審査員は沼津商工会議所と行政、小売り、消費者団体などの関係者10名程度で毎年審査しています。

どのようなのような「もの」が認定されているか知りたいです。

沼津ブランドのHPがあるので、そちらからご覧ください。沼津ブランド | 沼津が認めた特産品| 沼津のお土産・グルメの決定版 (numazu-bland.com)また、毎年、沼津ブランド商品一覧の冊子も制作しており、沼津商工会議所でお渡ししています。

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「沼津らしさ」を大切に「沼津への誇り」を育てる沼津ブランド

2020年に沼津ブランド推進協議委員会委員長に就任された沼津商工会議所副会頭の髙村和秀さんに、「沼津ブランド」のこと、そして「沼津のこれから」について伺いました。

沼津には美味しいもの、誇れる技術がたくさんある。

2020年に沼津ブランド推進協議会委員長に就任された沼津商工会議所副会頭の髙村和秀さんに、「沼津ブランド」のこと、そして「沼津のこれから」について伺った。

髙村さんは、沼津市近隣の、公共土木工事を担う建設業、株式会社集組の代表取締役。会社名の『集組』という文字には、『人々が集い、協力する』という意味が込められている。
『地域が発展出来るインフラ整備が整えば、安全、安心な街の基礎に成ります。それによって地域はよくなる。』そんな信念を持たれている。

「沼津は昔から商工の街として栄えてきた」
髙村さんの話は、そんな話から始まった。
『商工』の意味は、「商業と工業」、「商人と職人」。昔から沼津は職人が丁寧に作ったものを商人が一生懸命売っていた。沼津はそんな街だったそう。そして、沼津発祥の金融機関が、企業を支えました。
また、特に沼津市は日本有数のネジ(螺子)の生産地でもある。「日本のネジは緩まない!」と世界の信頼性が高く、自動車部品、医療関係など人々の安全を追求し、研究を重ねて作り続けている会社が沼津市には約20社ある。日本が誇る技術が沼津市に集結しているということです。

「もっと自慢してもいいのにね。沼津の人はとても謙虚ですよね。」と言う。

沼津の特産品として知られる鯵の干物。機械ではなく手さばきで開く鯵はやはり美味しい。「食品本来の品質のこだわりももちろん大事だが、人の手で丁寧に作業し付加価値を付ける」それは職人から受け継がれた沼津ならではのもの。

「昔は朝食によく干物が出ていたんだよ。」そんな話にも及んだ。

「地産地消でその土地の美味しい物が日常の中にあることは、当たり前だった。でも、色々な生活様式が急速に進化し、その土地のものを大事にしたり、誇りに思うことが次第に減ってきたのかな。それは少し寂しいことでもありますね。」

「沼津らしさ」を『沼津ブランド』は大事にしている。「ただ味が美味しいから」ではなく、技術やその背景なども含めて、沼津ブランドの審査をしているのだそう。後世に残したいか否かも重要な判断基準になる。

沼津ブランド全てを掲載している冊子の表紙は、地元の高校に公募し、その中から優秀な作品を選んで表紙に使用している。
他の地域より高校の数が多い沼津らしい取り組みである。
そんな『沼津らしい』を重ねていって、沼津に誇りが持てるようになってほしい。そして、それが自信となり、それぞれの『沼津ブランド』がもっと自立し、全国に羽ばたいてほしいと願っている。個々が羽ばたくことで、沼津という地域ブランドが創られると。

「少しずつですけどね。戸田の海女さんが作っていたお塩が、今では『戸田塩』と言われ全国的に有名な塩に成長していった。商工会議所がプロデュースを少しだけお手伝いする、そんな感覚です。戸田塩みたいなモノがたくさん生まれてくれるといいなと思っています。」

ひととき百貨店の協賛にあたり、こんな言葉をいただいた。
「沼津のヒト・モノ・コトはもっともっと可能性に溢れていますよ。元々商工の街だったのだから。ひととき百貨店さんのように多くの方が関わって、地域を掘り下げて、じっくり見てみると色んな沼津ならではの可能性が見つかります。それを紡いでいってくれると、もっともっと沼津は豊かな街になると思います。」

とてもありがたいお言葉だ。
ひととき百貨店が、この地域で多くの人に関わり、ネットワークを広げることができているのも、商工会議所様が、寄り添い、支えてくださっていたからであるといっても過言ではない。

沼津の商店街の若手経営者で構成される「おまち彩生研究会」と出会い、厳しい局面にありながらも一生懸命な姿に心が動かされ、商店街のこと、まちのことに対して自分事として関わるようになった私たち。
商店街活性化を目的の1つとして実施した「ぬまづパンまるしぇ」や「サンタ×サンタ×サンタ」は、沼津商工会議所様にお力を貸していただき、延べ1万人を超えるお客様がご来場。皆様に楽しみにしていただけるイベントとなった。

民間団体が創る手づくりのイベントを気にかけてくださり、
「どう?大丈夫?」
「自分たちが疲れないように継続できる仕組みを考えることも忘れないようにね。」
いつも応援の言葉とアドバイスを贈っていただいた。
沼津商工会議所の方と顔の見えるお付き合いができていることは、私たちにとって、大きな財産である。
この地域の価値をみなさまにお届けする役割をひととき百貨店で担うことで恩返しをしていきたい。

髙村さんの想いには揺るぎがない。それは長年、沼津の豊かな自然、そして安全で美しい街を支える土台を造ってきたからだ。沼津らしい最高のものがまだまだあると信じている。それは誰もが抱いている郷土愛からである。

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沼津商工会議所さん×ひととき百貨店のこれから

さまざまな「よきモノ」や「よきひと」とのご縁をいただきながら、今後は沼津ブランドとコラボさせていただけたらと考えています。

沼津の豊かな自然と共にある特産品。

そして、この地に住む職人の確かな技術により生み出される想いの詰まった確かなモノ。

それを丁寧に熱い思いでみなさんへ送り出す商人。

長年にわたり、この街の産業や地域振興を様々な角度から支え、育て、その土台を作ってきた沼津商工会議所さん。

私たちは今まで、沼津商工会議所さんが実施する「まちなか賑わい補助金」を活用し、商店街に親子が訪れるきっかけとなることを目的とした親子が楽しめるさまざまなイベントを開催させていただきました。

地域のパン屋さんが集う「ぬまづパンまるしぇ」や、商店街をサンタでいっぱいにするクリスマスイベント「サンタ×サンタ×サンタ」は、その代表的なイベントです。

補助金を活用させていただく度に、宝物になるような出会いと、様々なアドバイスをいただきました。
商店街が廃れていくときいても、他人事だった私たちの意識が、回を重ねるごとに変化していき、商店街が大好きな場所になりました。自分たちに何ができるか、自分たちにできることを一つ一つ考えるようになりました。

商工会議所様には、長い時間をかけて私たちを育てていただきました。
今日の「ひととき百貨店」が生まれることに繋がっています。

このようなご縁を経て、民間の私たちの取り組みを心から応援くださり、ひととき百貨店のコンセプトでもある「出会えてよかったを紡いで まちにわくわくを 暮らしに喜びを」に共感くださり、引き続き応援いただけますことを、心から嬉しく思っております。

今後は、この街のさまざまな「よきモノ」や「よきひと」とのご縁を繋いでいただきながら、商工会議所さんが取り組んでいる「沼津ブランド」とのコラボをはじめ、さまざまな事業を一緒に展開していけたらと考えております。

末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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沼津商工会議所様:情報

お問い合わせ・ご相談はお気軽に

055-921-1000

所在地:静岡県沼津市米山町6-5
WEB : https://numazu-cci.or.jp/

営業時間祝日
8:30~17:15

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記事を執筆しました!

学生時代を陸上競技に捧げてきたせいか、体育会系気質が若干強めです。

ヒトがひとつのモノやコトに誠心誠意向き合う熱い姿勢に心が動かされます。ひととき百貨店店長の藤井さやかの熱さにも動かされてしまいました(笑)

沼津市のリノベーションスクールに参加したことを機に「欲しい暮らしは自分で作る」に激しく共感し2008年に株式会社tasukiを設立。紆余曲折悩みながらも、自分のできることに一生懸命取り組んでいます。

現在は、自分がワクワクするコトを軸に「ぬまスポ」という沼津のスポーツに特化したローカルメディアを運営しています。

ひととき百貨店は色々な人達のワクワクが詰め込まれた宝箱のようなものと認識しています。これからひととき百貨店で、どんな宝物に出会えるのか、十人十色のこだわりを私自身も楽しみにしています。

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